社員紹介

佐藤 明

公共工事で社会インフラを支えるプライド。
技術者としての総合力を高めていけるやりがいがあります

佐藤 明 取締役 工事部 部長

公共事業の工事経験で、確かな技術が備わっていった

工業高校の電気工学科を卒業したあと、大手のビル管理会社に技術職として入社したのですが、もっぱらビルの管理人として過ごす毎日で、思い描いていた仕事内容とはかけ離れていたんです。そんなとき、担当していたビルの電気工事に日東電工のKさんが来られ、そこでいろんな話をするようになったんですね。意気投合して話も合って、日々の仕事の愚痴などをこぼしていたら、「じゃあうちの会社に来なよ。あなたの技術がきっと活かせるから」と誘ってもらったのです。当初やりたかった電気工事の仕事でしたし、「よし、頑張ろう!」と想いを新たにして入社。弱冠21歳のときでした。
官公庁案件の電気工事は標準仕様が厳しく、検査も厳格です。丁寧さや正確さ、質の高い工事内容が必要で、現場の技術員に求められるレベルもおのずと上がります。一つひとつの工事を手掛けていくごとに、確かな技術が社内に備わっていったように思います。

大手ゼネコン各社に混じって、社員20数名の当社が表彰…!

当社は首都高速道路関連の電気工事も数多く手掛けてきていますが、その中で印象に残っているのが、平成14年に行った某料金所の新設に伴う工事案件でした。 高速道路の料金所の新設工事は、道路照明や建築会社の橋梁部門、料金収受のシステム工事など様々な工事関係者が携わることになります。現場代理人として出向いた私が、工事全般をとりまとめる幹事を任され、大変なプレッシャーがあったものの無事に竣工。そして、電気設備工事の最終品質を評価され、道路公団の局長表彰を受けたのです。表彰式の会場に呼ばれ、慣れないスーツを着込んで会場に着いてみると、そこには日本を代表するような大手ゼネコン各社がズラリ! その中に、当時の社員数20名そこそこの当社が混じっていたわけで、驚くやら誇らしいやらで、ずいぶんと緊張したことを覚えています。 これまで数えきれない数の現場をこなしてきましたが、現在の仕事は工事部長としてのマネジメント業務が中心になりつつあります。けれどもやっぱり私は現場が好きで、今も代理人として公共工事の施工管理に携わることもしばしば。電気工事の現場は、代理人の質や仕事への姿勢などでまったく違ってきます。日東電工が大事にしてきた工事のこだわりを、後を継ぐ人たちに託すべく、まだまだ現場に立ちたいと思っています。

佐藤 明

電気に関する社会インフラを支えている自負がある

私が施工管理の仕事で大事にしてきたのは、工程におけるあらゆる「タイミング」を重視することです。工事前に提出すべき書類や手続き、工事途中で必要な検査、現場での重機の手配や受電の時期など、電気工事全体が無駄なく円滑に進むために、最適なタイミングで実施することを大切にしています。
それを間違えてしてしまうと、工事に携わる設備業者や建築業者など、全ての人たちにロスや弊害が生じてしまいます。現場代理人がタイミングを見逃さず、先回りして目配りしながら工事全体を進めていくことが必要で、とくに公共工事は実施すべき手続きや検査が厳格ですから、代理人としての現場管理の質はおのずと高いものが求められるのです。
当社は公共工事が事業の中心であるため、都内の電気に関する社会インフラを支えているという自負があります。都営住宅に始まり、都立図書館や資料館、消防署や警察署、防衛相省関連施設など、都民にとって身近な、あるいは生活を支える建物の工事を行っています。また、工事の担当を分担制にすることが多い大手ゼネコンと違って、設計、施工図、資材発注など全ての工程を1人が担うことができるのも魅力の一つです。技術者としての総合力を高めていける、当社ならではのやりがいと言えるでしょう。

周りとの信頼関係を築いていくことが現場代理人の使命

現場代理人として施工管理に携わる上で大事なのは、やはり施工主であるお客様や、現場で動いてくれる職人さんとの信頼関係を築くことです。そのためには、派手な振る舞いは必要なく、コツコツと愚直に作業を重ねていく気持ちや姿勢が大切。一つひとつの仕事を誠実に積み重ねていくことで、周囲から信頼されるようになっていきます。
その意味でも当社の仕事に向いているのは、うそをつかない真面目な性格で、視野を広くしたコミュニケーションがとれる人。現場では、様々なことに対応する機転や、素早い判断力が求められます。自分から物事を積極的に前に進めていけるような人であれば、周囲の信頼を得ながら、任された工事も円滑に進んでいくようになると思います。
当社には、技術職として様々なキャリアを持つ社員がいますが、共通するのは、誰とでもすぐにコミュニケーションがとれる明るい人が多い点。社員同士の垣根が低く、新たに入ってくれた人も、みんなが気軽に仲間に引き入れる気さくな会社ですから、ぜひ一緒に技術職としての質の高さを追求すべく頑張りましょう。

佐藤 明

私のオフシーン

入社以来、休日はずっとスポーツ三昧です!

入社以来、ずっと仕事とスポーツを両立してきたのが私の自慢(?)です。30代までサーフィンに明け暮れ、陸に上がったあとは現場の仲間とフットサルのチームを結成。そして今は、妻と毎週市民プールに行きつつ、時間を見つけて都内をジョギングしています。オン・オフがしっかり持てることも当社の伝統として残していきたいですね。