日東電工TOPICS
2023.10.02
『人事コラムvol.02』日東電工の評価制度の中身(新人~ランク2まで)
日東電工ではランク制度を採用しておりまして、下から順に「新人」「ランク1(1.1~1.4)」「ランク2(2.1~2.4)」「ランク3(3.1~3.4)」「ランク4(4.1~4.4)」「特-1~特-9」「マネージャー」「取締役」「代表取締役」といったランクがあります。
それぞれのランクは以下のような大枠の評価基準に基づいて設定されます。
新人、ランク1 :第二種電気工事士資格保有、見習い
ランク2 :2級電気工事施工管理技士、主任技術者を経験
ランク3以上 :1級電気工事施工管理技士、主任・監理技術者として多数の現場を竣工している
今回の記事では「新人~ランク2」までの内容をご紹介します。
新人とランク1~2の方は、会社としてはこれからの成長を期待する「ポテンシャル層」という捉え方をしております。いち早く一人前になるための中間地点として、それぞれに対応する「定性目標」を定めております。
※「定性目標」は営業ノルマや数字目標とは異なり、「数値化できない目標」を指します。結果ではなく、プロセス、行動価値、目指す理想の状態を示した目標です。
【定性目標・評価の項目】
〇「新人」の定性目標
・指示への理解度
・仕事への意欲
・動き(レスポンス)の良さ
・信頼度
・勤務態度が社会人として適正である
〇「ランク1」「ランク2」の定性目標(各段階の達成度合いによって、昇格が決定)
・「知識」
専門用語を理解しているか、コミュニケーションで専門用語を
使用出来ているかを評価する項目になります。
例:打合せで先輩と職人さんの話を理解している。
・「主体性」
分からないことは質問出来ているか、自分から行動して
問題が起きないように出来ているかを評価する項目になります。
例:現場の問題点を先読みして、対処するために率先して発言・行動している。
・「積極性」
仕事に対して前向きな姿勢が取れているかを評価する項目になります。
例:周囲の人からみて仕事への真剣さが伝わっている。
・「信頼」
現場又は社内で信頼関係を築けているかを評価する項目になります。
例:周囲から心配されず、安心感を持って行動を見ていられる。
・「問題処理」
現場で問題が起きた時に適切な対処が出来るかを評価する項目になります。
例:特に周囲から助言を受けずとも、問題解決が出来ている。
・「マナー」
社会人として常識ある行動が取れているかを評価する項目になります。
例:お客様との打合せ等に一人で参加し、対処ができる。
・「計画性」
工事の竣工までに計画を立てその通り実行出来ているかを評価する項目になります。
例:周りの予定や行動を加味したスケジュールを、助力なしに組み立てられる。
・「思考・コミュニケーション」
工事知識を活用して現場の進め方や協議が出来るかを評価する項目になります。
例:習得した知識を元に筋道の通った意見を他者と交わせる。
会社の評価制度について重視される方は、是非日東電工の選考参加時に
採用担当に対してご質問を頂ければと思います。